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イベント
2023 年4月30日
「地球時代と平和への思想」本会代表
堀尾 輝久
本会の堀尾輝久代表は、この1月初めに90歳の卒寿を元気に迎え、さらに月末には『地球時代と平和への思想』(本の泉社)と題する、数十冊目にして渾身の著作をも刊行。
その二つを祝い、第32回公開研究会を堀尾代表の「卒寿・出版記念講演会」として、しかも堀尾代表が東大、中大教授を退職後に初代代表を10年にわたって務めた「民主教育研究所」との共催という形で行えることになりました。
堀尾代表は、子どもの成長・発達が子どもの権利だとする教育学研究を出発点に、教育法学、子どもの権利条約の実効化、平和教育、さらに独創的な「地球時代の平和への思想」研究と実践に取り組み、「9条地球憲章の会」の創立を中心になって提唱され、2017年の会の創立と共に代表を務め、今に至っています。
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2022年2月12日
“Lê Thành Khȏi”Atelier for the Dialogue among Civilizations and International Relations
https://pampanini.wixsite.com/globaldemocracy
Global Charter for Peace: A Proposal from Japan
Presentation 1:A Model Global Charter for Peace, A Proposal from Japan (Teruhisa Horio, Seijiro Mera, Jun Sasamoto and Ryo Sasaki)
Presentation 2: Strategy to disperse the Global Charter for Peace to the world (Jun Sasamoto)
イタリアやセネガルのほか、アルジェリアやエジプトの関係者も参加。平和のうちに生きる権利の実現を求める市民が国境を越えてつながり、対話しながら国際世論を形成するという意味では、文明間対話や世界規模の民主主義(global democracy)の一実行例ともいえるでしょう。
2021年6月13日
9条地球平和憲章の会 創設4周年 ブックレット発刊記念総会
・シンポジウム
内容「地球平和憲章(日本発モデル案)の概略とブックレット発刊の意義(堀尾輝久代表)
- 執筆者・編集担当者より概要報告(笹本潤、目良誠二郎、児玉洋介、佐々木亮、
田中祐児)
- 評価・批判・問題提起(シンポジスト6名より)
河上暁弘 (本会世話人・広島市立大学広島平和研究所准教授・憲法学)
李京柱(イ・キョンジュ・本会賛同者・韓国・仁荷大学法科大学院教授・憲法学)
松井ケティ(本会世話人・清泉女子大学教授・平和教育学、「地球平和憲章」訳者)
王智新(日本近現代史・日中関係史研究者・上海・東京の大学で講師)
クロード=レヴィ=アルヴァレス(本会賛同者・前広島大学教授・社会学)
高部優子(本会世話人・明星大学講師・平和学)
- 質疑・討論 司会:佐々木亮(本会世話人・聖心女子大専任講師・国際学)
(当日の様子→)https://youtu.be/oM3NNdX1bdY
2020年10月25日
核兵器禁止条約を50カ国が批准しました。
2021年1月21日に発効します。
当日の様子 ↓
https://youtu.be/PAZ_gZiBMtg
((PEACEBOAT.ORG)
「核兵器をゼロに。その可能性がついに見えてきた。うれしい。
さらに、すべての武器と戦争をもゼロにしなければ。核兵器は二つの
世界大戦が生み出したのだ。戦争がなくならない限り、いずれ新たな
悪魔の兵器がまた現れる。核も戦争もない世界を! 9条の理念で
「地球平和憲章」を!」(目良誠二郎さん)
2020年8月20日
講演者:李 京柱 氏(韓国・仁荷法科大学院教授、憲法学)
演題:「韓国から見た安部政権の加憲論の問題点と9条をめぐる攻防」
対談:堀尾 輝久 氏(9条地球憲章の会代表世話人)
①9条をどうとらえるか―9条のもつ普遍性と韓国から見た9条
(非武装憲法として平和主義を徹底した普遍性を有する一方、
朝鮮植民地支配への反省や、 戦後補償問題、朝鮮戦争への加担の問題などとの関係からは?)
②「地球平和憲章」(案)の内容についての意見交換―
5つの基軸(非戦・非武装・非核・非暴力・平和に生きる権利)を憲章案が全体を「平和に生きる権利」に収斂させている点をどう見るか
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b297674.html
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2019年12月7日
ロベルト・サモラ弁護士来日記念講演
コスタリカは、1949年の憲法改正で常備軍を禁止し、国家予算を教育や医療に回し、中南米屈指の福祉国家となりました。また、コスタリカは、隣国ニカラグアの左派政権をを威嚇したいアメリカ政権から領内への米軍基地建設を要請された1983年には、国際法を盾にこれを拒否し、永世中立宣言をしています。軍隊を持たないコスタリカが外国の脅威にどう対応し、どのように歩んできたか。それを知ることは、日本国憲法9条の改憲の動きを考えるにあたってとても重要であると考えます。
写真展示↓https://www.9peacecharter.org/_files/ugd/147915_1f1b2b9f11a048e882cdf7c0f63de726.pdf
2019年5月19日(日)
設立2周年総会 「9条は日本とアジア、世界の宝」
「地球平和憲章」モデル(案)の報告と討議+伊藤千尋さんの講演
記念講演:伊藤千尋さん「コスタリカ及び中南米から見た『9条を持つ日本』」
日本発「地球平和憲章」モデル案発表 堀尾輝久さん)
ディスカッション:堀尾輝久さん・山内敏弘さん(憲法学)伊藤千尋さん
・河上暁弘さん(憲法学)・笹本潤さん(弁護士 )
伊藤千尋さんの講演「コスタリカ及び中南米から見た 『9条を持つ日本』」
1 時間 27 分 37 秒↓https://www.youtube.com/watch?v=nfCM_zyXxyM&feature=youtu.be
その後「地球平和憲章」の紹介とシンポジウム
https://www.youtube.com/watch?v=XvwugQ80hgc&feature=youtu.be
歌「願い」の楽譜 https://fe4a6891-f34f-4a00-9255857ca212f528.filesusr.com/ugd/147915_d2fd8fa0d6cf479fb147d46af57838e0.pdf
歌「願い」と「羽ばたけ憲法九条」の歌詞カード
写真展示↓
報道された新聞の記事↓
2018年5月 27日 憲法講演会
「武力で平和はつくれない」
目良誠二郎さん講演「非暴力の思想と憲法9条」
堀尾輝久さん 「地球時代と憲法9条」
武力による平和ではなく、武力によらない平和こそ本当の平和だと気づいた世界中の市民から、日本国憲法9条こそが「日本と世界の宝だ」と言う声があがっています。その意味を改めてみなさんとご一緒に考えました。非戦・非武装・非核・非暴力 「地球平和憲章」のモデル案草案を提示する準備をしています。
目良誠二郎さん講演「非暴力の思想と憲法9条」
https://www.youtube.com/watch?v=yBLgttllph0&feature=youtu.be
「武器をもたないと言うことは人類の使命だ」 「我々の憲法の中にその自覚がある」 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=ISm7L_CJINE&feature=youtu.be
堀尾輝久さん講演 最初の1分↓ https://www.youtube.com/watch?v=6ehYbQbCWrg&feature=youtu.be
堀尾輝久さん講演 続き 1時間2分6秒↓
https://www.youtube.com/watch?v=w-YkaYuXW6Q&feature=youtu.be
「軍隊のある韓国では『専守防衛』であっても侵略戦争をしてしまうこと になった。」 9分1秒↓https://www.youtube.com/watch?v=cL5hzLj22oA&feature=youtu.be
佐々木亮さん(国際法学者・国際人権法) 「自衛権を認めると、自衛権の名の下に侵略戦争が行われてきた。」 10分7秒↓
https://www.youtube.com/watch?v=DKSudePSzV8&feature=youtu.be
堀尾輝久さん「軍事同盟をどう考えるかは大きな問題である」「非同盟」 とは「軍事同盟」を結ばないことである。これは憲法の精神である。 中立宣言について など 1分54秒↓ https://www.youtube.com/watch?v=wGg98y25ouM&feature=youtu.be
堀尾輝久さん「子どもの権利」と平和は不可分である。子どもの未来と平 和 いっさいの暴力を否定するジェネラルコメントが出ている1分10秒 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=H-92PFAQcSA&feature=youtu.be
歌「願い」の楽譜↓
歌「願い」と「羽ばたけ憲法九条」の歌詞カード↓
堀尾輝久さんが歌う 歌「願い」講演の最後に・・↓
https://www.youtube.com/watch?v=-LJU0OkTmdg&feature=youtu.be
写真展示↓
川村肇さんのこの日のまとめ
https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_3f4821b9ea2744d3939a6ed4df055367.pdf
2018年3月24日発足1周年記念
映画「コスタリカの奇跡」上映会 コスタリカ大使に聞く〜非武装国家コスタリカの経験から 9条を考える〜
第1部「コスタリカの奇跡」上映。
1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー(90分)
第2部 コスタリカ駐日大使のお話
共催:コスタリカから学ぶ会 後援
:SA9(Second Article9)
予告編 1分34秒↓
https://www.youtube.com/watch?v=pnxGYapjZME
伊藤千尋さんのインタビュー動画↓
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=NR7VAlh6fp0&feature=emb_logo
堀尾輝久さん「『コスタリカの奇跡』を上映して」を読む↓
https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_a44de5ee27664d6999c101a50686c66a.pdf
写真展示↓
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2017年5月13日
発足記念シンポジウム「9条の理念で地球憲章を」
堀尾輝久さん(思想運動としての9条地球憲章)
浦田賢治さん(日本国憲法の理念を世界へ)
佐々木亮さん(国際法の限界と理想)
笹本潤さん(平和を権利にする国際運動の経験)
クロード・ レヴィ・アルヴァレスさん(9条のある国に住んで)
発足記念シンポジウムを開催しました。
100名に迫る皆様のご来場に感謝申し上げます。
①報告資料
②日本国外からのメッセージ
1 報告資料
2 日本国外からのメッセージ https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxjaGFydGVyZ2xvYmFscGVhY2V8Z3g6NDgyMjFmMDc2YzRlMDRmMw
歌)「羽ばたけ憲法9条」第九のメロディーにのせて↓
https://www.youtube.com/watch?v=kCatFsXDXzE&feature=youtu.be
歌の説明↓
https://www.youtube.com/watch?v=y01l67QelSM&feature=youtu.be
この時の様子 写真展示↓
2017年3月15日
発足記者会見「非戦・非核・非武装の世界を実現するために」
9条地球憲章の会」世話人・呼びかけ人有志
堀尾輝久(教育思想)
山内敏弘(憲法学)
浦田賢治(憲法学)
笹本潤(国際法律家)
黒岩哲彦(弁護士)
横湯園子(臨床心理学)、ほか
1.「9条地球憲章の会」発足の経緯
2.先人や仲間たちとのつながりの中で
3.趣意書(アピール)の内容
4.内外の反応から
5.今後の活動計画
堀尾輝久→https://www.youtube.com/watch?v=eKLHzpreou8
浦田賢治→https://www.youtube.com/watch?v=_zNBF1e220U
https://www.9peacecharter.org/about
研 究 会
2024年4月25日第38回公開研究会
講演「核兵器のない地球のために~ドキュメンタリー・俳句の可能性を考える~」
☆講師:武蔵大学教授 元NHKプロデューサー 永田浩三さん
現代日本を代表する良心的ジャーナリストのお一人で被爆2世でもある永田浩三さん(武蔵大学教授、元NHKプロデューサー、本会結成呼びかけ人)「学生たちにドキュメンタリーの制作や歴史を教える教員生活も来年で終わりです。大学に来るまではNHKで現代史をテーマにした番組をつくってきました。いつも忘れないのは、ヒロシマ・ナガサキ、ビキニ事件のことでした。母や祖父母が広島で爆心から800㍍で被爆しました。また第五福竜丸元乗組員の大石又七さんからさまざまなことを教わってきました。最近、映画『オッペンハイマー』が話題になっていますが、あのなかに登場するひとたちを取材したこともあります。この5年、俳句という世界で最も短い詩の器を使って、人々が原爆にどう向き合ってきたのかというテーマに取組んできました。名だたる俳人、ようやく語ることを許された被爆者、広島や長崎、東京で原爆の俳句の大会を立ち上げ運営を続けてきた人々。多くの方々の物語がそこにあります。わたしのこれまでの歩みとともに、原爆と俳句についてお話させていただきます。」★(経歴)1954年大阪生。武蔵大学社会学部教授。NHKで「NHKスペシャル」「クローズアップ現代」などのドキュメンタリー・教養番組を制作。☆(著書)『ヒロシマを伝える』『NHKと政治権力』『奄美の奇跡』『ベン・シャーンを追いかけて』など。共著『フェイクと憎悪』『ジャーナリストたち・闘う言論の再生を目指して』『現代ニッポンの大問題』『公共放送NHKはどうあるべきか』(映画)ドキュメンタリー『命かじり 森口豁・沖縄と生きる』『闇に消されてなるものか 写真家・樋口健二の世界』の監督。(その他)表現の不自由展委員。高木仁三郎市民科学基金理事、江古田映画祭「福島を忘れない」代表。現在『原爆と俳句』(仮題)
2024年2月22日第37回公開研究会
「子ども達と共に、戦争と平和の歴史を捉え直す - 従軍慰安婦・沖縄・原発・教科書問題をめぐって」
平井 美津子 氏
大阪府出身。立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業。奈良教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。大阪府公立中学校教諭、大阪大学・大阪公立大学立命館大学非常勤講師。子どもと教科書大阪ネット21事務局長。大阪歴史教育者協議会常任委員。専門は、日本軍「慰安婦」問題、沖縄戦。
2022年2月24日ロシアがウクライナを侵攻。2023年10月7日ハマスの奇襲攻撃を機にしたガザへのイスラエルによるジェノサイド攻撃。これは決して遠い世界のことではなく、現実にこの地球上で起きていることです。
日本を見ても、憲法を蔑ろにし、軍拡へと走っています。
今こそ、憲法を守り、子どもたちに平和な未来を手渡す努力をしなければならないのです。しかし、そのためには、過去に日本が起こしてきた侵略戦争の実態や戦争の実相を知る必要があります。「過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。」
このワイツゼッカーの言葉を今こそ胸に刻んで、謙虚に真摯に歴史に学ぶべきだと思います。
私は大人の一人として教師という立場から子どもたちと共に歴史を探り、語り合い、学びあってきました。決して教えてきたのではないのです。ともに学んできたのです。
その学びの中で発見したこと、その学びの中で見えてきた子どもたちの様子を皆さんにご紹介しながら、これからあるべき教育の姿を共に考えました。
「新しい戦前」にしないために皆さんとともに。
2023年12月11日第36回公開研究会
「“生活図画事件”を歩いて―「新たな戦前」の危機に、改めて治安維持法の時代を考える」
川嶋 均 氏(東京藝術大学講師・ドイツ語)
いつしか「新たな戦前」の到来が現実味を帯びて言われる日本になってしまいました。
最悪の場合には、「新たな戦前」は第三次世界大戦のそれにもなりかねません。
そうした危機感をふまえ、私たちはかつての日本の「戦前」がどのように到来してしまったのかをも、今こそしっかりと振り返る必要があります。
今回は、川嶋均さんに「(北海道)“生活図画事件”を歩いて」というテーマで講演です。
「生活図画事件」とは、1941年に旭川師範学校(現在の北海道教育大学旭川校)美術部の学生や教師など20人以上が、「生活図画」(身の回りの生活を見つめ、ありのままの生活を描くこと)さえ共産主義だとして「治安維持法」違反で検挙・投獄された事件です。
そのほとんど知られざる事件の掘り起こしに基づく、貴重な講演です。