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イベント
2023 年4月30日
「地球時代と平和への思想」本会代表
堀尾 輝久
本会の堀尾輝久代表は、この1月初めに90歳の卒寿を元気に迎え、さらに月末には『地球時代と平和への思想』(本の泉社)と題する、数十冊目にして渾身の著作をも刊行。
その二つを祝い、第32回公開研究会を堀尾代表の「卒寿・出版記念講演会」として、しかも堀尾代表が東大、中大教授を退職後に初代代表を10年にわたって務めた「民主教育研究所」との共催という形で行えることになりました。
堀尾代表は、子どもの成長・発達が子どもの権利だとする教育学研究を出発点に、教育法学、子どもの権利条約の実効化、平和教育、さらに独創的な「地球時代の平和への思想」研究と実践に取り組み、「9条地球憲章の会」の創立を中心になって提唱され、2017年の会の創立と共に代表を務め、今に至っています。
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2022年2月12日
“Lê Thành Khȏi”Atelier for the Dialogue among Civilizations and International Relations
https://pampanini.wixsite.com/globaldemocracy
Global Charter for Peace: A Proposal from Japan
Presentation 1:A Model Global Charter for Peace, A Proposal from Japan (Teruhisa Horio, Seijiro Mera, Jun Sasamoto and Ryo Sasaki)
Presentation 2: Strategy to disperse the Global Charter for Peace to the world (Jun Sasamoto)
イタリアやセネガルのほか、アルジェリアやエジプトの関係者も参加。平和のうちに生きる権利の実現を求める市民が国境を越えてつながり、対話しながら国際世論を形成するという意味では、文明間対話や世界規模の民主主義(global democracy)の一実行例ともいえるでしょう。
2021年6月13日
9条地球平和憲章の会 創設4周年 ブックレット発刊記念総会
・シンポジウム
内容「地球平和憲章(日本発モデル案)の概略とブックレット発刊の意義(堀尾輝久代表)
- 執筆者・編集担当者より概要報告(笹本潤、目良誠二郎、児玉洋介、佐々木亮、
田中祐児)
- 評価・批判・問題提起(シンポジスト6名より)
河上暁弘 (本会世話人・広島市立大学広島平和研究所准教授・憲法学)
李京柱(イ・キョンジュ・本会賛同者・韓国・仁荷大学法科大学院教授・憲法学)
松井ケティ(本会世話人・清泉女子大学教授・平和教育学、「地球平和憲章」訳者)
王智新(日本近現代史・日中関係史研究者・上海・東京の大学で講師)
クロード=レヴィ=アルヴァレス(本会賛同者・前広島大学教授・社会学)
高部優子(本会世話人・明星大学講師・平和学)
- 質疑・討論 司会:佐々木亮(本会世話人・聖心女子大専任講師・国際学)
(当日の様子→)https://youtu.be/oM3NNdX1bdY
2020年10月25日
核兵器禁止条約を50カ国が批准しました。
2021年1月21日に発効します。
当日の様子 ↓
https://youtu.be/PAZ_gZiBMtg
((PEACEBOAT.ORG)
「核兵器をゼロに。その可能性がついに見えてきた。うれしい。
さらに、すべての武器と戦争をもゼロにしなければ。核兵器は二つの
世界大戦が生み出したのだ。戦争がなくならない限り、いずれ新たな
悪魔の兵器がまた現れる。核も戦争もない世界を! 9条の理念で
「地球平和憲章」を!」(目良誠二郎さん)
2020年8月20日
講演者:李 京柱 氏(韓国・仁荷法科大学院教授、憲法学)
演題:「韓国から見た安部政権の加憲論の問題点と9条をめぐる攻防」
対談:堀尾 輝久 氏(9条地球憲章の会代表世話人)
①9条をどうとらえるか―9条のもつ普遍性と韓国から見た9条
(非武装憲法として平和主義を徹底した普遍性を有する一方、
朝鮮植民地支配への反省や、 戦後補償問題、朝鮮戦争への加担の問題などとの関係からは?)
②「地球平和憲章」(案)の内容についての意見交換―
5つの基軸(非戦・非武装・非核・非暴力・平和に生きる権利)を憲章案が全体を「平和に生きる権利」に収斂させている点をどう見るか
見出し h1
2019年12月7日
ロベルト・サモラ弁護士来日記念講演
コスタリカは、1949年の憲法改正で常備軍を禁止し、国家予算を教育や医療に回し、中南米屈指の福祉国家となりました。また、コスタリカは、隣国ニカラグアの左派政権をを威嚇したいアメリカ政権から領内への米軍基地建設を要請された1983年には、国際法を盾にこれを拒否し、永世中立宣言をしています。軍隊を持たないコスタリカが外国の脅威にどう対応し、どのように歩んできたか。それを知ることは、日本国憲法9条の改憲の動きを考えるにあたってとても重要であると考えます。
写真展示↓https://www.9peacecharter.org/_files/ugd/147915_1f1b2b9f11a048e882cdf7c0f63de726.pdf
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2019年5月19日(日)
設立2周年総会 「9条は日本とアジア、世界の宝」
「地球平和憲章」モデル(案)の報告と討議+伊藤千尋さんの講演
記念講演:伊藤千尋さん「コスタリカ及び中南米から見た『9条を持つ日本』」
日本発「地球平和憲章」モデル案発表 堀尾輝久さん)
ディスカッション:堀尾輝久さん・山内敏弘さん(憲法学)伊藤千尋さん
・河上暁弘さん(憲法学)・笹本潤さん(弁護士 )
伊藤千尋さんの講演「コスタリカ及び中南米から見た 『9条を持つ日本』」
1 時間 27 分 37 秒↓https://www.youtube.com/watch?v=nfCM_zyXxyM&feature=youtu.be
その後「地球平和憲章」の紹介とシンポジウム
https://www.youtube.com/watch?v=XvwugQ80hgc&feature=youtu.be
歌「願い」の楽譜 https://fe4a6891-f34f-4a00-9255857ca212f528.filesusr.com/ugd/147915_d2fd8fa0d6cf479fb147d46af57838e0.pdf
歌「願い」と「羽ばたけ憲法九条」の歌詞カード
写真展示↓
報道された新聞の記事↓
2018年5月 27日 憲法講演会
「武力で平和はつくれない」
目良誠二郎さん講演「非暴力の思想と憲法9条」
堀尾輝久さん 「地球時代と憲法9条」
武力による平和ではなく、武力によらない平和こそ本当の平和だと気づいた世界中の市民から、日本国憲法9条こそが「日本と世界の宝だ」と言う声があがっています。その意味を改めてみなさんとご一緒に考えました。非戦・非武装・非核・非暴力 「地球平和憲章」のモデル案草案を提示する準備をしています。
目良誠二郎さん講演「非暴力の思想と憲法9条」
https://www.youtube.com/watch?v=yBLgttllph0&feature=youtu.be
「武器をもたないと言うことは人類の使命だ」 「我々の憲法の中にその自覚がある」 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=ISm7L_CJINE&feature=youtu.be
堀尾輝久さん講演 最初の1分↓ https://www.youtube.com/watch?v=6ehYbQbCWrg&feature=youtu.be
堀尾輝久さん講演 続き 1時間2分6秒↓
https://www.youtube.com/watch?v=w-YkaYuXW6Q&feature=youtu.be
「軍隊のある韓国では『専守防衛』であっても侵略戦争をしてしまうこと になった。」 9分1秒↓https://www.youtube.com/watch?v=cL5hzLj22oA&feature=youtu.be
佐々木亮さん(国際法学者・国際人権法) 「自衛権を認めると、自衛権の名の下に侵略戦争が行われてきた。」 10分7秒↓
https://www.youtube.com/watch?v=DKSudePSzV8&feature=youtu.be
堀尾輝久さん「軍事同盟をどう考えるかは大きな問題である」「非同盟」 とは「軍事同盟」を結ばないことである。これは憲法の精神である。 中立宣言について など 1分54秒↓ https://www.youtube.com/watch?v=wGg98y25ouM&feature=youtu.be
堀尾輝久さん「子どもの権利」と平和は不可分である。子どもの未来と平 和 いっさいの暴力を否定するジェネラルコメントが出ている1分10秒 ↓
https://www.youtube.com/watch?v=H-92PFAQcSA&feature=youtu.be
歌「願い」の楽譜↓
歌「願い」と「羽ばたけ憲法九条」の歌詞カード↓
堀尾輝久さんが歌う 歌「願い」講演の最後に・・↓
https://www.youtube.com/watch?v=-LJU0OkTmdg&feature=youtu.be
写真展示↓
川村肇さんのこの日のまとめ
https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_3f4821b9ea2744d3939a6ed4df055367.pdf
2018年3月24日発足1周年記念
映画「コスタリカの奇跡」上映会 コスタリカ大使に聞く〜非武装国家コスタリカの経験から 9条を考える〜
第1部「コスタリカの奇跡」上映。
1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー(90分)
第2部 コスタリカ駐日大使のお話
共催:コスタリカから学ぶ会 後援
:SA9(Second Article9)
予告編 1分34秒↓
https://www.youtube.com/watch?v=pnxGYapjZME
伊藤千尋さんのインタビュー動画↓
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=NR7VAlh6fp0&feature=emb_logo
堀尾輝久さん「『コスタリカの奇跡』を上映して」を読む↓
https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_a44de5ee27664d6999c101a50686c66a.pdf
写真展示↓
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2017年5月13日
発足記念シンポジウム「9条の理念で地球憲章を」
堀尾輝久さん(思想運動としての9条地球憲章)
浦田賢治さん(日本国憲法の理念を世界へ)
佐々木亮さん(国際法の限界と理想)
笹本潤さん(平和を権利にする国際運動の経験)
クロード・ レヴィ・アルヴァレスさん(9条のある国に住んで)
発足記念シンポジウムを開催しました。
100名に迫る皆様のご来場に感謝申し上げます。
①報告資料
②日本国外からのメッセージ
1 報告資料
2 日本国外からのメッセージ https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=ZGVmYXVsdGRvbWFpbnxjaGFydGVyZ2xvYmFscGVhY2V8Z3g6NDgyMjFmMDc2YzRlMDRmMw
歌)「羽ばたけ憲法9条」第九のメロディーにのせて↓
https://www.youtube.com/watch?v=kCatFsXDXzE&feature=youtu.be
歌の説明↓
https://www.youtube.com/watch?v=y01l67QelSM&feature=youtu.be
この時の様子 写真展示↓
2017年3月15日
発足記者会見「非戦・非核・非武装の世界を実現するために」
9条地球憲章の会」世話人・呼びかけ人有志
堀尾輝久(教育思想)
山内敏弘(憲法学)
浦田賢治(憲法学)
笹本潤(国際法律家)
黒岩哲彦(弁護士)
横湯園子(臨床心理学)、ほか
1.「9条地球憲章の会」発足の経緯
2.先人や仲間たちとのつながりの中で
3.趣意書(アピール)の内容
4.内外の反応から
5.今後の活動計画
堀尾輝久→https://www.youtube.com/watch?v=eKLHzpreou8
浦田賢治→https://www.youtube.com/watch?v=_zNBF1e220U
https://www.9peacecharter.org/about
研 究 会
2024年4月25日第38回公開研究会
講演「核兵器のない地球のために~ドキュメンタリー・俳句の可能性を考える~」
☆講師:武蔵大学教授 元NHKプロデューサー 永田浩三さん
現代日本を代表する良心的ジャーナリストのお一人で被爆2世でもある永田浩三さん(武蔵大学教授、元NHKプロデューサー、本会結成呼びかけ人)「学生たちにドキュメンタリーの制作や歴史を教える教員生活も来年で終わりです。大学に来るまではNHKで現代史をテーマにした番組をつくってきました。いつも忘れないのは、ヒロシマ・ナガサキ、ビキニ事件のことでした。母や祖父母が広島で爆心から800㍍で被爆しました。また第五福竜丸元乗組員の大石又七さんからさまざまなことを教わってきました。最近、映画『オッペンハイマー』が話題になっていますが、あのなかに登場するひとたちを取材したこともあります。この5年、俳句という世界で最も短い詩の器を使って、人々が原爆にどう向き合ってきたのかというテーマに取組んできました。名だたる俳人、ようやく語ることを許された被爆者、広島や長崎、東京で原爆の俳句の大会を立ち上げ運営を続けてきた人々。多くの方々の物語がそこにあります。わたしのこれまでの歩みとともに、原爆と俳句についてお話させていただきます。」★(経歴)1954年大阪生。武蔵大学社会学部教授。NHKで「NHKスペシャル」「クローズアップ現代」などのドキュメンタリー・教養番組を制作。☆(著書)『ヒロシマを伝える』『NHKと政治権力』『奄美の奇跡』『ベン・シャーンを追いかけて』など。共著『フェイクと憎悪』『ジャーナリストたち・闘う言論の再生を目指して』『現代ニッポンの大問題』『公共放送NHKはどうあるべきか』(映画)ドキュメンタリー『命かじり 森口豁・沖縄と生きる』『闇に消されてなるものか 写真家・樋口健二の世界』の監督。(その他)表現の不自由展委員。高木仁三郎市民科学基金理事、江古田映画祭「福島を忘れない」代表。現在『原爆と俳句』(仮題)
2024年2月22日第37回公開研究会
「子ども達と共に、戦争と平和の歴史を捉え直す - 従軍慰安婦・沖縄・原発・教科書問題をめぐって」
平井 美津子 氏
大阪府出身。立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業。奈良教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。大阪府公立中学校教諭、大阪大学・大阪公立大学立命館大学非常勤講師。子どもと教科書大阪ネット21事務局長。大阪歴史教育者協議会常任委員。専門は、日本軍「慰安婦」問題、沖縄戦。
2022年2月24日ロシアがウクライナを侵攻。2023年10月7日ハマスの奇襲攻撃を機にしたガザへのイスラエルによるジェノサイド攻撃。これは決して遠い世界のことではなく、現実にこの地球上で起きていることです。
日本を見ても、憲法を蔑ろにし、軍拡へと走っています。
今こそ、憲法を守り、子どもたちに平和な未来を手渡す努力をしなければならないのです。しかし、そのためには、過去に日本が起こしてきた侵略戦争の実態や戦争の実相を知る必要があります。「過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。」
このワイツゼッカーの言葉を今こそ胸に刻んで、謙虚に真摯に歴史に学ぶべきだと思います。
私は大人の一人として教師という立場から子どもたちと共に歴史を探り、語り合い、学びあってきました。決して教えてきたのではないのです。ともに学んできたのです。
その学びの中で発見したこと、その学びの中で見えてきた子どもたちの様子を皆さんにご紹介しながら、これからあるべき教育の姿を共に考えました。
「新しい戦前」にしないために皆さんとともに。
2023年12月11日第36回公開研究会
「“生活図画事件”を歩いて―「新たな戦前」の危機に、改めて治安維持法の時代を考える」
川嶋 均 氏(東京藝術大学講師・ドイツ語)
いつしか「新たな戦前」の到来が現実味を帯びて言われる日本になってしまいました。
最悪の場合には、「新たな戦前」は第三次世界大戦のそれにもなりかねません。
そうした危機感をふまえ、私たちはかつての日本の「戦前」がどのように到来してしまったのかをも、今こそしっかりと振り返る必要があります。
今回は、川嶋均さんに「(北海道)“生活図画事件”を歩いて」というテーマで講演です。
「生活図画事件」とは、1941年に旭川師範学校(現在の北海道教育大学旭川校)美術部の学生や教師など20人以上が、「生活図画」(身の回りの生活を見つめ、ありのままの生活を描くこと)さえ共産主義だとして「治安維持法」違反で検挙・投獄された事件です。
そのほとんど知られざる事件の掘り起こしに基づく、貴重な講演です。
2023年8月24日第34回公開研究会
演題「核の『威力』ではなく、核の『惨状』の発言を ―『核抑止論』の克服のために―」
講師 高橋博子さん
兵庫県西宮市生まれ(大阪出身)
奈良大学文学部教授。同志社大学大学院修了。博士(文化史学)。
明治学院大学国際平和研究所研究員、名古屋大学法学研究科研究員 などを経て2020年4月から現職。
日本平和学会理事・広島平和記念資料館資料調査研究会委員・第五 福竜丸平和協会専門委員
「『被爆国』を称する日本は本当に核廃絶を求めているのでしょうか?
いえ。核廃絶はできない!と訴えております。防衛のための核兵器があるそうで、それが存在する限り(As long as they exist)
必要だ、と『広島ビジョン』でも凄んでいます。『核抑止論』で脅しているのです。
アメリカを中心とする連合国軍による日本占領初期の政策では、日本の民主化・非軍事化が主要な政策でした。しかし1950年代、朝鮮戦争が始まると、日本の再軍備が主要な政策になります。アメリカの戦争に日本を動員する体制です。植民地政策・第二次世界大戦に加担した政治家たちは復権され、首相にまでなります。日本政府は日本国憲法の解釈を大幅に歪め、核兵器・生物化学兵器は憲法に違反しないとまで答弁しています。
その一方で、広島・長崎の被災者、ビキニ水爆被災の被災者、原発事故の被災者を切り捨てる政策をとっています。それは、アメリカの核政策・核兵器観をそのまま適用し、核に依存する世界を存続させるためには、被災者を切り捨てる必要があるからです。
このような日本政府の『核兵器観・自衛観』を抑止し、廃絶するために市民がどのような行動を起こしたら良いのか考えました。
『新訂増補版 封印されたヒロシマ・ナガサキ』(凱風社、2012年)
共著『核の戦後史』(創元社、2016年)『歴史はなぜ必要なのか』(岩波書店、2022年)他。
2023年6月29日第33回公開研究会
演題「いま、世界の片隅で日本国憲法をたぐりよせる ― 憲法理解を更新させる回路を探る―」
・講師:大門(おおかど)正克氏 日本近現代経済史研究者、博士(経済学)。横浜国立大学教授・経済学部長・理事・副学長、歴史学研究会編集長・研究部長等を歴任。「九条の会」賛同者。 現在、早稲田大学教育・総合科学学術院特任教授。
・演題「いま、世界の片隅で日本国憲法をたぐりよせる ― 憲法理解を更新させる回路を探る―」 2023年3月、『世界の片隅で日本国憲法をたぐりよせる』(岩波ブックレット)を上梓しました。2022年2月、山形平和集会で日本国憲法について話す機会があり、そのすぐあとから始まったウクライナに対するロシアの侵攻と並行して憲法について考えてきたことをまとめたのが今回のブックレットです。 そこでは『暮らしの中の違和感を手放さない、放置しない』『ローカルとグローバル』といった視点を通じて、憲法を絶対不変のものと考えるのではなく、ローカルな現場における実践を通じて、憲法理解を更新させ、グローバルな普遍につながる回路をさぐりました。ブックレットで私が考えてきた憲法理解の更新をめぐってはなされました。
2023年4月30日第32回公開研究会
「地球時代と平和への思想」堀尾輝久さん
本会の堀尾輝久代表は、この1月初めに90歳の卒寿を元気に迎え、さらに『地球時代と平和への思想』(本の泉社)と題する、数十冊目にして渾身の著作をも刊行。
その二つを祝い、第32回公開研究会を堀尾代表の「卒寿・出版記念講演会」として、しかも堀尾代表が東大、中大教授を退職後に初代代表を10年にわたって務めた「民主教育研究所」との共催という形で行えることになりました。
堀尾代表は、子どもの成長・発達が子どもの権利だとする教育学研究を出発点に、教育法学、
子どもの権利条約の実効化、平和教育、さらに独創的な「地球時代の平和への思想」研究と実践に取り組み、「9条地球憲章の会」の創立を中心になって提唱され、2017年の会の創立と共に代表を務め、今に至っています。
2023年2月10日第31回公開研究会
『新たな戦前』を前に二人の女性市民平和アクティビストから学び、共に考える」
講師:小原美由紀さん(「ピースウォーク金沢」「コッカイオンドク!」発起人)
武井由起子さん(「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン」創設、
「女性による女性のための相談会」実行委員、弁護士)
安倍元首相時代から本格化した「新たな戦前」への動きが、岸田政権によって文字通り一気に加速しています。米軍とより一体化したこの危険極まりない大軍拡の動きを、何としても食い止めましょう。そのためには、9条平和主義に立った運動を女性と若い世代に大きく広げなければなりませんね。それもあって、本会はこの間、2回連続して男女高校生や大学生、院生の優れた若い平和アクティビストのみなさんから学び、考えてきました。続いて今回は独創的な市民平和運動を展開されてきたお二人の優れた女性市民の平和アクティビストからお話を伺い、私たちが今なにをなすべきかを共に考えました
2022年11月27日第30回公開研究会
「核と戦争の廃絶に向かって若い世代から学び、共に考える」
浅野英男さん(核兵器廃絶日本NGO連絡会事務局。在米院生)
高橋悠太さん(KNOW NUKES TOKYO共同代表。大学4年生)
遠藤あかりさん(核兵器廃絶日本NGO連絡会事務局。院生)
2022年、ヒバクシャや国際的な市民社会の努力により、ついに核兵器禁止条約(TPNW)が発効し、ウィーンでは初の締約国会議が、次いでニューヨークではNPT再検討会議が開かれ、各国から数多くの関係者が集いました。
今年は日本も含めた各国の特に若い世代の参加が目立ち、ウクライナ侵略などをめぐる危機の中でも、知恵を出し合い、ネットワークを新たに築いています。
この双方の会議に合わせてウィーンとニューヨークを訪ね、精力的な取材・アピールをした日本の若い反核平和アクティビスト3名のみなさんから、二つの国際会議で何が議論されたか、今後のキーワードは何かを報告していただき、今、私たちがこうした若い世代と共に何をなすべきかを、学び、考えました。
2022年9月3日第29回公開研究会
「高校生平和ゼミナールのあゆみと今
ー平和について学び、調べ、表現する平和学習活動」
講師:沖村 民雄さん
高校生平和ゼミナールのあゆみと今
−平和について学び、調べ、表現する平和学習活動−
沖村 民雄(おきむら たみお)
1948年生まれ、元私立桐朋中・高等学校教員。高校生平和ゼミナール全国連絡センター、
全国民主主義教育研究会、平和・国際教育研究会
著書に『学ぶこと、語ること、生きる希望と平和な未来』(平和文化)
共編著に『高校生が心に刻んだ戦争と平和の証言』『高校生からの「憲法改正問題」入門』
『18 歳選挙権の担い手として~高校生は憲法・沖縄・核被災を学ぶ』
『18歳からの選挙 Q& A』
『18歳からの政治選択―平和・人権・民主主義のために』など。
今年3月21日、ロシア大使館前に突如若者たちが詰めかけ、プーチン大統領宛てに「ただちに戦争をやめてください」と、抗議署名約5000 筆を突きつけました。
2022年7月29日第28回公開研究会
「ASEANと東アジアの平和」
講師:鈴木 佑司氏
1、国際秩序の変動とアジアへのインパクト
(1)国際秩序観……常態としての無秩序、適者生存と「オオカミの群れの中の乙女」
(2)植民地支配の影響……帝国の平和、従属の平和か民族解放か
(3)東西対立と南北格差の教訓……代理戦争と民主化:「民主主義は戦わない」
(4)日本の同盟政策とアジアの非同盟主義
2、地域平和の追求とASEAN の「中立化」外交、非核地帯構想
(1)東アジアにおける奇妙な「近代化」政策の類似点:富国強兵と殖産興業
(2)東南アジアにおける「大国支配」からの脱却が平和の条件
(3)「小国」の外交的役割……非核、非軍事という ASEAN Way
(4)「中進国の壁」と軋む域内協調……中国の影響と台頭する新たな権威主義支配
3、ウクライナ戦争後の日本の選択
(1)ウクライナ戦争のインパクト……第二次世界大戦後の秩序の崩壊
(2)消極的平和から積極的平和への転換の挫折……再び「一国平和」論の隆盛
(3)消えた「国連中心主義」、アプリオリな「対米従属」、空疎な「アジア重視」
(4)新たな同盟政策の批判的検討と「戦後民主主義の虚妄」の再興
2022年5月14日第26回公開研究会
「「ウクライナ現地取材から考える日本国憲法」
講師:志葉 玲氏
ロシアによる国連憲章をはじめとする国際法に違反する侵略戦争によって、ウクライナの無数の市民の「尊厳をもって平和に生きる権利」が非道にも蹂躙されています。
その苛酷な実態について、この4月にウクライナで命がけの現地取材をされて帰国したばかりの、「環境・平和・人権」ジャーナリスト志葉玲さんに緊急報告をしていただき、戦後最大の危機に立たされている日本国憲法の平和主義を国内でどう守り抜き、さらに世界にどう広げるかの課題も論じていただきました。
当日の動画↓
https://www.youtube.com/watch?v=UKMIA-VWSd4
2022年4月21日第25回公開研究会
「「ウクライナ危機、今こそ憲法9条を世界に」
講師:伊藤千尋氏
どうしたら、国連憲章を始めとする国際法に反する他国への一方的な侵略や領土拡大、まして破滅的な核戦争の危険をも含む第3次世界大戦への戦火の拡大を抑えることができるのでしょうか。朝日新聞記者時代から国内外の平和への貴重な取り組みを取材し、多くの著作もあり、会の賛同者でもある伊藤千尋さんに、そうした根元的な課題を真正面から論じていただきました。多くの皆さまのご参加ありがとうございました。
当日の動画↓
https://www.youtube.com/watch?v=14BvChB8Qhg
核情報↓
2021年11月20日第23回公開研究
「平和的生存権の意義・可能性ー憲法教育における地域と地球をつなげるためにー」
講師:前田輪音さん(北海道教育大学教員。北海道平和委員会理事。
全国民主主義教育研究会会長)
主な著書…前田輪音「憲法教育における『平和的生存権』の可能性」
稻正樹/中村睦男/水島朝穂:編『平和憲法とともに深瀬忠一の人と学問』
新教出版社、2020年、等
「平和的生存権」の理論が形成・獲得されるに当たって重要な契機となった、北海道の「恵庭事件」訴訟(1962~1967)と「長沼ナイキ基地」訴訟(1969~1982)について、長年にわたって研究・授業実践をされてきた前田輪音さんに講演をお願いし、二つの重要な憲法裁判の内容と意義、さらに本会のブックレットへの率直な感想を含めた、当時の日本のみならず、地球的・現代的課題としての「平和的生存権」の意義をお話しいただきました。
2021年7月20日第22回公開研究
ブックレット『地球平和憲章 日本発モデル案』を読む -反核運動の最前線から-
講師:大久保賢一さん 日本反核法律家協会会長。
核兵器廃絶日本NGO連絡会共同代表。弁護士。
著書に『「核の時代」と憲法9条』日本評論社、2019年など
高橋悠太さん KNOW NUKES TOKYO 共同代表。
核兵器廃絶日本NGO連絡会事務局。大学生
「核なき世界」という人類の理想実現の歴史的な一歩となった核兵器禁止条約の成立・発効と、さらに日本を含めた条約参加実現に向かって貢献されている老若お二人の講師をお迎えして、その理想の実現に向かう立場からブックレット『地球平和憲章〜
日本発モデル案』について率直な感想とご意見をうかがいました。
当日の動画→https://youtu.be/hAglawbDDd8
2021年1月11日第21回公開研究会
『カナダで考えた憲法と九条〜H.ノーマン研究と在住邦人との交流から』
講演:中野昌宏氏
講師:中野昌宏さん(本会呼びかけ人・青山学院大学教授)
先年のカナダでの研究体験を踏まえた、在留日本人九条の会の活動や、日本国憲法の制定過程にも関わったE・H・ノーマンに関する研究成果などについて講演をお願いしました。(カナダ人のノーマンは日本生まれのすぐれた歴史家・外交官で、第二次大戦後、カナダ外務省からGHQ (連合国軍総司令部)に出向し、占領下の日本の民主化・改革に携わり、憲法制定にも関わりました。後に、冷戦下の狂信的なマッカーシズムの嵐に巻き込まれ、1957年に任地カイロで悲劇的な自死を遂げたことでも知られている。
当日の動画→https://youtu.be/Eht8mC-9OMQ
ドキュメンタリーフィルム→https://www.nfb.ca/film/man_who_might_have_been/?fbclid=IwAR1Fojg8CySXrP2gYr7ljRE-E01Q8OPRvZg1gR-9
2020年11月16日第20回公開研究会
『自衛隊も米軍も日本にいらない
~自衛隊・米軍の存在を容認する護憲運動では改憲勢力に勝てない~』
講演:花岡しげる氏
講演:花岡しげる氏「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」
~自衛隊・米軍の存在を容認する護憲運動では改憲勢力に勝てない~』
1)現状の護憲運動の問題、成果のあがる護憲運動が掲げるべきテーマ
2)自衛隊合憲・違憲論争に終止符を打つ究極の安全保障策の提案
3)非軍事組織「災害救助即応隊
(ジャイロ、Japan International Rescue Organization)」
創設の必要性と効用そして実現可能性
4)非武装中立国家の建設のためのロードマップ
当日の様子→ https://youtu.be/w3sGjtkgzXo
本の紹介→ http://www.kadensha.net/books/2020/202001jieitaibeigun.html
http://www.kadensha.net/books/2020/202001jieitaibeigun.html
2020年10月14日第19回公開研究会
『核兵器禁止条約』の発効から9条の『地球平和憲章』への展望
大久保賢一氏(弁護士・日本反核法律家協会事務局長
講演:大久保賢一氏(弁護士・日本反核法律家協会事務局長)
『核兵器禁止条約』の発効から9条の『地球平和憲章』への展望
1 核兵器禁止条約の発効から普遍化へ
2 私の立場
3「核兵器も戦争もない世界」は多くの人の希望
4「平野文書」の幣原喜重郎
5 核兵器は戦争を抑制するか
6 マッカーサー元帥は簡単に承知されたのですか
7 9条の命運
8 そして、現在
当日の様子→ https://youtu.be/TfZbG4TKJDw
2020年2月20日第18回公開研究会
「丸山眞男の平和思想 どう引き継ぐかー地球平和憲章の理念を深め運動を拡げる視点からー」 堀尾輝久さん(教育思想・平和思想)
報告要旨:私は東大法学部の3年の時丸山真男ゼミ(「日本のナショナリズムとファシズム」1953年度)に参加したが、4年の時には先生は長期の病欠。そのこともあり、私は進路に迷ったが、もっと人間のこと(実存と社会性)を考えたいとの思いが強く、教育学部大学院の勝田守一先生(哲学)のもとで人間と教育の問題を考える道を選んだ。教育学部の仲間からは生き方の基本と結びつく学び(研究)のあり方について触発された。丸山先生にはその後も影響を受け続けてきた。丸山先生は、戦後民主主義の思想的リーダーであるが、それにはマルクス主義やポストモダンの視点から、「近代主義」あるいは、「虚盲」とする批判があり、平和思想に関しても戦争責任や9条解釈について異論が出されている。今回の報告は、前半ではゼミやコンパでの記憶に残る先生の言葉や思い出を語り、後半では先生の平和思想や9条への思いを語り、それを引き継いでいま私たちが取り組んでいる安保法制違憲訴訟や地球平和憲章の理念についてお話したいとのことで講演が行われました。
注:「季論21」(本の泉社)2020秋号 第50号 p41〜p55に加執版の掲載があります。https://www.9peacecharter.org/_files/ugd/147915_bd4e57737b0043729fc3a4ceae88071e.pdf
当日の様子→ https://youtu.be/0ATfEN4Mh6s
2019年11月14日第16回公開研究会
「あらためて戦争神経症について考える」 横湯園子さん(臨床教育心理)
地球平和憲章(案)では「戦争は人を狂わせます。
人間性を奪うものです。」と訴えています。戦争に投じられた兵士たちの心がいかに無惨な壊れ方をするのか、いかにその回復が困難であるか、臨床心理学の立場から膨大な実例を踏まえ、戦争の非人間性を厳しく告発しましまた。
【参考文献】
ジュデイス・ハーマン『心的外傷と回復』(みすず書房)
加藤清『この世とあの世の風通し 精神科医 加藤清は語る』
(春秋社)エイブラム・カーデイナー『戦争ストレスと神経症』(みすず書房)ハリス『海を渡るジュリア』(岩波書店)
【ビデオ】「隠された日本兵のトラウマ〜陸軍病院8002人の病症日誌〜」
https://www.9peacecharter.org/_files/ugd/147915_a39b198d458446e3864047228f3e88fa.pdf
2019年10月29日第15回公開研究会
「国連の軍縮関係者を訪問して〜国連で『9条をふまえた核兵器廃絶の問題提起』を
要請される〜」 浜地道雄さん
浜地道雄さんが 9月ニューヨークにて、国連の軍縮関係者などを訪ね、来年5月に国連で開催される「核兵器不拡散条約NPT運用検討会議」のサイドイベントで、「核兵器廃絶と憲法9条をふまえた問題提起」をしないかという、本会の今後のグローバルな活動や展望に深く関わる貴重な提言を受けて帰国したことから、ニューヨーク訪問報告を聴き、今後の本会の方向性を検討すべく、急遽公開講演会を開催することとなりました。国連での「9条をふまえた核兵器廃絶の問題提起」という、日本の市民ならではの画期的な行動実現に向けては、多くのみなさまの関心とご協力がぜひとも必要です。
https://www.9peacecharter.org/_files/ugd/147915_2a52885bb7aa493b8111c95e7c303298.pdf
2019年9月5日第14回公開研究会
「環境と平和〜未来社会と構想しつつ」 尾関周二さん(環境哲学)
尾関周二さん
専門:環境哲学、言語哲学、コミュニケーション論。東京農工大名誉教授。総合人間学会会長。
著書:『環境を守るとはどういうことか』岩波ブックレット、
『多元的共生社会が未来を開く』農林統計出版、など。
今回の講演では、環境問題と平和の問題を未来社会の構想につないでお話くださいました。
地球平和憲章を支える思想を深める問題提起となりました。
いま人類にとって焦眉の課題である環境問題(自然と人間との共生)をその基礎となる理念(環境哲学)から問うことが問われています。
「尾関周二のサイト」より
「環境哲学の研究は、〈人間〉についての研究(人間学)と深く結びついていると考えてす。
地球生態系の破壊にまで至った現代文明を生み出した〈人間〉とは何ものなのかこれを深く問うことなしには、真に持続可能な社会を構想することはできないと考えています。
1. 尾関さん講演動画 講演部分 2 時間 1 分 46 秒↓
https://www.youtube.com/watch?v=sH-cOnC66dM
2. 尾関さん講演 質疑応答部分 40 分 40 秒↓
https://www.youtube.com/watch?v=XrM92x89rkk
https://www.9peacecharter.org/_files/ugd/147915_5627057701604951b1f67405153570bb.pdf
2019年8月22日第13回公開研究会
「日本とインドをつなぐ憲法9条と歌」 箱崎作治さん
講演者:箱崎作次さん
題目:「日本とインドをつなぐ憲法9条と歌」
2017年から2年滞在したインドでの日常を本にまとめた「南天竺(てんじく)通信」
(イズミヤ出版)を出版しました。
「少しあいさつをすると笑顔が返ってくる。温かい人たちがたくさんいた」と感謝の気持ちを込めた1冊です。
箱崎さんは2015年に定年退職後、海外で働きたいと思い、夫婦でインドのチェンナイに赴き、日本人補習授業校の教師を務めました。現地での日々を知らせようと、日本の機関紙に「南天竺通信」を寄稿しています。
2017年4月~18年12月に書いた160本のうち、94本を著書に収録しました。
著書『南天竺(てんじく)通信』(イズミヤ出版、2019年
箱崎さんとその活動を紹介した東京新聞(2019年4月12日付)の記事
1箱崎さんの講演 1 時間 33 分 00 秒
https://www.youtube.com/watch?v=BV6wmafx4u4&feature=emb_logo
2箱崎さん講演 質疑応答部分 52 分 22 分
https://www.youtube.com/watch?v=k6hjgEFNm2g&feature=emb_log
当日写真展示→https://www.9peacecharter.org/_files/ugd/147915_fc72358bdd6c4388bb13f4eee150e435.pdf
2019年7月18日第12回研究会
「核兵器禁止条約と憲法9条〜グローバル市民平和運動の視点から」
川崎哲さん(ICAN国際運営委員・PEAC BOAT共同代表)
講演者:川崎 哲さん
(ピース・ボート共同代表ICAN核兵器廃絶国際キャンペーン国際運営委員)
題目
「核兵器禁止条約と憲法9条~グローバル市民平和運動の視点から~」
ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)国際運営委員として、核兵器禁止条約の成立とICANのノーベル平和賞受賞に大きく貢献した川崎哲さん(ピース・ボート共同代表)に、核なき世界への道筋を示す「核兵器禁止条約」の成立の画期的な意義と発効への道筋。それに至るグローバルな市民平和運動の貴重な経験を踏まえ、9条の理念に基づく「地球平和憲章」の内容とその実現をめざす本会の運動へのアドヴァイスを頂だきました。
1当日配付資料https://kawasakiakira.files.wordpress.com/2019/06/20190617_kawasakinuclearban_print.pdf
2.講演動画 講演部分1時間32分29秒
https://www.youtube.com/watch?v=8w2jhi2ufbA&feature=youtu.be
3.講演動画 質疑応答部分59分29秒
https://www.youtube.com/watch?v=026YIacRlgk&feature=youtu.be
4.講演動画 ユープランにて公開中 2時間31分13秒
https://www.youtube.com/watch?time_continue=122&v=MY9iozigpfs&feature=emb_logo
5.「川崎哲のフログとノート」2Global Article9憲法9条
https://kawasakiakira.net/2-global-article-9/
6.写真展示 講演編
7.写真展示 表情編
2019年3月22日 第11回公開研究会
「『国防軍』への道に対するAlternativeを考える」
水島瑞穂さん(憲法学・早稲田大学法学部学術院教授)
それから四半世以上が経ち、今や戦後最悪の安部政権は、乱暴な解釈改憲による「集団的自衛権」行使を名目に、米軍と一体化された自衛隊を世界中で米国の戦争戦略に加担させようとし、さらに自衛隊を9条に書き加える明文改憲によって、自衛隊の国軍化への道を一気に推し進めようとしています。こうした情況の中で、水嶋朝穂さんをお迎えし、改めて「9条と自衛隊問題」を論じていただき、議論を深めることができました。<国際貢献は「サンダーバード」が理想像 憲法学者が「救助組織」論>(『朝日新聞』1992年11月9日) 今から26年前、まだ39歳だった憲法学者水島朝穂さんが中心となって、『きみはサンダーバードを知っているか――もう一つの地球のまもり方』(日本評論社、1992年)という快著を出版されました。人気SF人形劇「サンダーバード」を切り口に、日本による「非軍事の国際協力の方向と内容を、憲法の平和主義に即してわかりやすく説いた」、実に新鮮でユニークな本でした。
2019年2月18日第10回公開研究会
「はじまった東北アジアの平和プロセスと日本――米朝首脳会談をめぐって考える」
和田春樹さん(歴史学)
講演:和田春樹さん(東京大学名誉教授)
トランプ米大統領は5日の一般教書演説で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と2月27、28日にベトナムで再会談すると発表しました。他の政策はまったく評価できない両首脳ですが、こと東北アジアの平和を確立する上では両首脳の会談は画期的な可能性につながるものとして、注目されます。
今回の研究会は、まさにその点を長年の研究と考察を踏まえて和田春樹さんにお話を伺い、議論しました。「日朝韓三国は、軍事力のレベルを下げていかなければならない。私は基本的には韓国も、北朝鮮も、非核三原則と憲法9条を採用するのが良いと思っています。そういう時代がくるようになれば南北統一も必ずできます。」
1.和田春樹さん講演 動画 2 時間 31 分 03 秒
https://www.youtube.com/watch?v=no0n48hHwGI&feature=youtu.be
2.参考文献 和田春樹「朝鮮半島の非核化と日本海・日本列島・沖縄の 非核化」『東アジア非核化構想―アジアでの市民連帯を考える』本の泉社、 2018 年 11 月)
http://honnoizumi.shop-pro.jp/?pid=137006985
3.当日配布資料 https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_fbabfed906b6483fb4fa14502ffcd143.pdf
4.2019 年 2 月 8 日「日本市民知識人声明文」 https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_a6ebd3eec07c47af99d2de386cd3bc74.pdf
5.当日講演会の様子 写真展示 https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_45a4b3ca698f463f836a2708b284306a.pdf
2018年12月19日 第9回公開研究会
「朝鮮半島の平和の実現への模索と日本の関わり〜今こそ韓国の平和運動から学ぼう、日本の憲法9条加憲論の危険と朝鮮半島の平和プロセス」
報告者:1.笹本潤さん(弁護士)
2.阿部信行さん(法哲学 白鴎大学教授)
3.堀尾輝久さん(総合人間学 教育学 東京大学名誉教授)
朝鮮半島の平和実現への模索と日本の関わり〜韓国ツアーに参加して〜
朝鮮半島と東北アジアの平和実現への画期的な可能性が開かれる一方で、日本ではそれに逆行する米軍と一体化した自衛隊の攻撃的軍事力の強化や「9条改憲」の危険な動きがいよいよ緊迫しています。韓国の元徴用工判決で日本では嫌韓感情がいっそう煽られるなか、本会の世話人の笹本潤さんが企画した韓国の市民による平和運動の現状を学ぶ韓国ツアーに堀尾輝久代表と阿部信行世話人が参加しました。
1.講演動画「韓国ツアーに参加して」2 時間 23 分 38 秒
https://www.youtube.com/watch?v=qBGpyCMl9Eo&feature=youtu.be
2.笹本潤さん報告レジュメ https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_9b849ebae9064ca5870dcef5c9b00921.pdf
3.阿部信行さん報告レジュメ https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_b108e8f498d943c5b04bf2477181b9c8.pd
4.堀尾輝久さん報告レジュメ https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_fe9dbadf4f3646ec8f967938e8727930.pdf
5.参考文献「アジアの中の日本国憲法 日韓関係と改憲論」李京柱 http://www.keisoshobo.co.jp/book/b297674.html
6.参考文献「東アジア非核化構想 アジアでの市民連帯を考える」
http://honnoizumi.shop-pro.jp/?pid=137006985
7.参考文献「日韓の占領管理体制の比較憲法的考察 東アジアと日本国憲法 の定位」李京柱 https://www.nippyo.co.jp/shop/book/7825.html
8.参考文献「世界の『平和憲法』新たな挑戦」笹本潤 http://www.otsukishoten.co.jp/book/b61800.html
9.歌「かりぼし切り歌」40 秒の動画 (歌 堀尾輝久さん)
https://www.youtube.com/watch?v=9OQ-EjHItYI&feature=youtu.be
10.会議の時の様子 写真展示 https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_e8633b0e11c94345beec4010eb023637.pdf
2018年11月14日第8回公開研究会
「核兵器と憲法・再論: 「原子爆弾と憲法」から「朝鮮半島の非核化」まで」
浦田賢治さん(憲法学)
報告者:浦田賢治さん
(早稲田大学名誉教授/ 国際反核法律家協会副会長/ 本会呼びかけ人)
朝鮮半島の平和実現への歴史的な可能性が開かれる一方で、安倍「9条改憲」の動きがいよいよ緊迫してきました。そうした複雑な現実を長期的な視野と洞察によって理解するため、今回の研究会は本会呼びかけ人でもある浦田賢治さんにご報告をお願いしました
浦田賢治さんの参考論文:「核兵器と憲法:朝鮮半島の核危機をどうみるか」政経研究時報No.20-1(2017.9)1-6頁。「核時代の法ニヒリズムに挑戦する:朝鮮半島核問題の解決めざして」法と民主主義No.525 (2018-1) 4-10頁。「人類を平和へと導くために:日本国憲法の構想力を改めて問う」「政経研究時報」原稿
2008年8月16日脱稿
講演会動画 2 時間 4 分 36 秒 https://www.youtube.com/watch?v=rCUMIk1eRUE&feature=youtu.be
2018年9月26日第7回公開研究会
「東北アジアの平和構想をめぐって〜安倍 9 条改憲の危険性と東北アジア非核化の課題」
山内敏弘さん(憲法学)
報告者:山内敏弘さん(本会呼びかけ人、一橋大学名誉教授)
『平和憲法の理論』(日本評論社、1992年)
『人権・主権・平和――生命権からの憲法的省察』(日本評論社、2003年)
『立憲平和主義と有事法の展開』(信山社、2008年)
『改憲問題と立憲平和主義』(敬文堂、2012年)
『「安全保障」法制と改憲を問う』「東アジアにおける平和の条件と課題」(第6章)(法律文化社、2015年)
「東北アジア非核地帯条約締結の課題」(『平和憲法の確保と新生』北海道大学出版会、2008年)
コメンテーター:笹本潤さん(本会世話人、弁護士)
1.堀尾輝久さんの司会部分 1 分 26 秒 https://youtu.be/aPRLm8AvSdA
2.山内敏弘さん「北東アジアの平和構想」講演動画 56 分 1 秒 https://youtu.be/OjnIXYd37pY
3.笹本潤さんコメント 朝鮮戦争は国連憲章 27 条3 項違反であるそもそも米国は朝鮮戦争の当事国ではない 動画 26 分 2 秒 https://youtu.be/HvssCpaJqtw
4.山内敏弘さん講演質疑応答部分 すべての軍備放棄 「私たちの運動は国 際的思想運動なのだ」
動画 53 分 1 秒 https://youtu.be/ExhfKGu4g1A
石川康子さん(本会世話人)の報告文を読む https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_6d4c2ed5b4894d03b75815652ddfd4ed.pdf
ヘッディング 1
2018年7月25日第6回公開研究会
「長い海外での外交・商社体験から見た憲法9条のグ ローバルな意義」
五月女光弘さん(元外交官)・浜道道雄さん(元商社勤務)
元外交官と元商社マンのお二人に、グローバルな視点から憲法9条の意義を語っていただきました。
報告者:五月女光弘さん(本会呼びかけ人)「外交官としての経験から」
浜地道雄さん(本会世話人)「商社マンの経験から」
〈五月女光弘さん〉外務省参与初代NGO担当大使,JICA青年海外協力隊訓練所教官、・元特命全権大使(紛争処理担当大使,駐ザンビア共和国大使、駐マラウイ共和国大使)在NZ・オークランド総領事,ロサンゼルス領事,駐米大使館・広報文化センター所長、ニューヨーク領事を歴任・著書に、アメリカ合衆国読本、アメリカ生活A to Z(丸善書房)、国際協力入門、国際交流わが故郷からのメッセージ(国際開発ジャーナル社)等、文藝春秋ベストエッセイストの一人に選考・活動として国際NGO活動アドバイザー、アジア・アフリカ貧困撲滅活動支援、国連UNICEF活動支援。〈浜地道雄さん〉(一財)グローバル人材開発 顧問商社ニチメンにて、石油担当。テヘラン、リヤド駐在。中東にて十指に達する紛争・テロに遭遇。
浜地さん資料↓
https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_aa4e3f08f12a49a88fc67328b288a4a2.pdf
五月女さん講演概要↓
https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_75381563cdc547d2a7b117add5e79ecd.pdf
2019年1月30日第5回公開研究会
「9条地球憲章の国際法上の意義づけ」
佐々木亮さん(国際法・国際人権法)
報告者:佐々木亮さん(本会事務局 国際法学者)
「9条地球憲章」が、多種多様な条約や慣習法、宣言等からなる国際法秩序の中にどのように位置付く可能性があるのか。市民の声が国際法の形成にどのようにつながっていくのか。 国際法とは何のか。また、私たちが構想する「9条地球憲章」は、国際法になるのか。「9条地球憲章」を真に「地球」憲章にするためには、そのような手段をどう活用することができるのか。市民運動の中で醸成された声が、国際社会のコンセンサスとして結実するプロセスを描きつつ、「9条地球憲章」が秘める可能性を明らかにしようとした。
2017年11月22日第4回公開研究会
「人道的アプローチに基く核兵器禁止条約(TPNW)の特徴と課題」
山田寿則さん(国際法学)
報告者:山田寿則さん(明治大学法学部兼任講師、国際反核法律家協会理事)
2017年7月に採択され9月に署名が開始された核兵器禁止条約の概要とこれを実現した人道的アプローチを紹介し、その可能性と限界を考えた。
当日資料「人道的アプローチに基づく核兵器禁止条約の特徴と課題」↓
核不拡散と外務省↓
2017年10月3日第3回公開研究会
「シカゴでのVFP年次総会に参加して、出合い、学んだこと」
目良誠二郎さん・武井由紀子さん・井筒高雄さん
目良誠二郎さん(本会事務局長、VFPジャパン市民会員)
武井由起子さん(本会呼びかけ人、VFPジャパン事務局長、弁護士)
井筒高雄さん(VFPジャパン代表、元自衛官)
※VFP(Veterans For Peace、平和を求める元軍人の会)
※VFPジャパン(平和を求める元自衛官と市民の会)
8月に行われたVFP年次総会報告
目良誠二郎さんが2018年11月11日によせてのせた文↓
https://docs.wixstatic.com/ugd/147915_1ebb0b56606c401987af72e758b83edf.pdf
2017年9月4日第2回公開研究会
「米国1920年代の戦争違法化(Outlawry of war) 運動の思想と運動に学ぶ」
河上暁弘さん(憲法学)
報告者 河上暁弘さん(本会世話人 広島市立大学 広島平和研究所)
テーマ 米国1920年代の戦争違法化(Outlawry of war) 運動の思想と運動に学ぶ
著書『日本国憲法第9条成立の思想的淵源の研究〜「戦争非合法化」論と日本国憲法の平和主義』(専修大学出版局)
「戦争非合法化」の思想とは、侵略・自衛・制裁のいずれを問わず、あらゆる戦争の非合法化をし、戦争の廃絶を実現しようとしたものであった。侵略戦争だけを禁止しても「自衛の名による」戦争が行われてしまう。また、制裁と言っても「正義の名による」戦争にすぎない。自衛戦争・制裁戦争を非合法化・禁止の例外としたのでは決して戦争はなくならないのである。レビソン・モリソン・デューイなどの思想と行動を丁寧に解説されました。
2017年7月29日第1回公開研究会
「平和への権利への取り組みから学ぶ」「『平和への権利』と日本国憲法9条:
『平和への権利』の国際キャンペーンから」笹本潤さん(弁護士)
報告者:笹本潤さん(本会世話人 弁護士)
2016年に採択された平和に対する権利に関する国連総会決議に焦点を当て、同決議採択に至るまで市民運動に関わってこられた経緯について、「『平和への権利』と日本国憲法9条:『平和への権利』の国際キャンペーンから」と題してお話いただきました。
「平和への権利」国際キャンペーン」
https://www.right-to-peace.com/
第1回の公開研究会のパンフレット↓
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ワークショップ
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Mar 08, 2020
2020年3月9日
第24回「地球平和憲章」モデル案検討会議
Mar 02, 2020
2020年3月3日
第23回「地球平和憲章」モデル案検討会議
Feb 26, 2020
2020年2月17日
第22回「地球平和憲章」モデル案検討会議
Jan 20, 2020
2020年1月21日
第21回「地球平和憲章」モデル案検討会議
Jan 14, 2020
2020年1月15日
第20回「地球平和憲章」モデル案検討会議
Dec 04, 2019
2019年12月5日
第19回「地球平和憲章」モデル案検討会議
ロベルト・サラ弁護士記者会見と検討会
Nov 24, 2019
2019年11月25日
第18回「地球平和憲章」モデル案検討会議
Nov 13, 2019
2019年11月14日
第17回「地球平和憲章」モデル案検討会議
Sep 04, 2019
2019年9月5日
第16回「地球平和憲章」モデル案検討会議
Aug 30, 2019
2019年8月31日
第15回「地球平和憲章」モデル案検討会議
Jul 21, 2019
2019年7月22日
第14回「地球平和憲章」モデル案検討会議
May 12, 2019
2019年5月13日
第13回「地球平和憲章」モデル案検討会議
May 07, 2019
2019年5月8日
第12回「地球平和憲章」モデル案検討会議
Apr 14, 2019
2019年4月15日
第9回 「地球平和憲章」モデル案ワーキンググループ会議
現在一生懸命ワーキング中です。4月22日拡大世話人会
(呼びかけ人のみなさま)にご参加くださいましてみなさま一緒に考えていきましょう。
Ⅰ−1 平和への思いと呼びかけ
−2 9条の理念で地球憲章の会を
1)前文・9条の理念とは
2)この間の憲法状況
3)国際的平和への努力
4)9条地球憲章の会の発足
−3 先駆的な平和の思想と実践に学ぶ
−4 地球時代の視点からの地球平和憲章づくり
Ⅱ−1 地球平和憲章の内容
1.非戦 不戦条約の本質 9条の理念
2.非武装 軍備撤廃 軍隊の廃止
3.非同盟 軍事同盟は廃止されなければなりません。
軍拡・核武装・軍事同盟による抑止力論は「安全保障のジレンマ」をもたらし誤りであるので
これらの抑止力論は認められません。
{国連の集団安全保障(軍事的制裁)←→9条が越えた 9条の独自性をどう提起するか}
「集団的自衛権」は武力行使・軍事介入を正当化する「自衛権概念の乱用」であり、
国連憲章の本来の精神である武力行使の一般的禁止と集団的安全保障体制を空洞化するもとして
機能してきたので「集団的自衛権」は認められません。
安心供与と信頼を醸成して信頼を構築して軍事同盟による安全保障から集団的安全保障体制および
地域の安全保障共同体の構築へ転換します。 紛争解決は外交と法と裁判の整備・権限強化
「国際司法裁判所」 市民運動の連帯
国際警察は必要か 「自衛隊」はどうするか
4.非暴力 構造的暴力 女性の戦いの意味 非暴力の抵抗 VFP 9条はアジアの宝
5.非核 ヒロシマ・ナガサキ 「非核三原則」の遵守と世界への拡散
原発(核電源)は潜在的核武装「戦力」であり「平和憲法違反」である 独は原発をやめた
6.平和への権利 基本的人権です。 国策によって多数決の原理でも奪われない権利です。
7.平和の文化と教育 憲法と教育基本法 平和教育と平和文化の創造 暴力の文化を否定する
軍備廃絶教育 歴史教育 豊かな感性と理性 人間性 多様性と普遍性 非戦・非武装・非核・
非暴力・国際協力をめざす地球市民の育成する教育 9条を支える人間理解
UNESCO「一人一人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」
暴力に関するセビリア宣言 学習権宣言 国際平和年から国際平和文化年
「平和の文化10年計画」と再確認 世界軍備撤廃教育会議
すべての構造的暴力を廃絶し平和を創り出すにない手を育成する教育 平和を創り出す教育
8.新しい国際法の秩序の形成
国際紛争を解決する手段を含むあらゆる武力の行使は放棄されなければならない。
個人の基本権としての「平和に対する権利」は保障されなければならない。
市民の主導による新しい国際秩序の形成を目指す。
9.国際法の発展
−2 地球時代の人間観と世界観
(最後に)思想的な問題
日本から提起することの意味は何か
9条の理念へのこだわり 9条の理念は普遍的で当然だと思える中味です。
9条の相対化 世界からの視点でみる 世界史的な意味は何か
「市民革命」では「武力」により「自由」を手にしたが・・・
「武力を放棄する」ことの意味
武力行使禁止の抜け道を絶つ 手段を奪わないとならない 9条2項の意味
Apr 10, 2019
2019年4月11日
第8回「地球平和憲章」モデル案検討ワーキンググループ会議
現在全力でワーキング中
Ⅰ−1 平和への思いと呼びかけ
−2 9条の理念で地球憲章の会を
1)前文・9条の理念とは
2)この間の憲法状況
3)国際的平和への努力
4)9条地球憲章の会の発足
−3 先駆的な平和の思想と実践に学ぶ
−4 地球時代の視点からの地球平和憲章づくり
Ⅱ−1 地球平和憲章の内容
1.非戦 不戦条約の本質 9条の理念
2.非武装 軍備撤廃 軍隊の廃止
3.非同盟 軍事同盟は廃止されなければなりません。
4.非暴力 構造的暴力 女性の戦いの意味 非暴力の抵抗 VFP 9条はアジアの宝
5.非核 ヒロシマ・ナガサキ 「非核三原則」の遵守と世界への拡散
原発(核電源)は潜在的核武装「戦力」であり「平和憲法違反」である 独は原発をやめた
6.平和への権利 基本的人権です。 国策によって多数決の原理でも奪われない権利です。
「平和への権利宣言」「日本国憲法 前文」
7.平和の文化と教育 憲法と教育基本法 平和教育と平和文化の創造 暴力の文化を否定する
軍備廃絶教育 歴史教育 豊かな感性と理性 人間性 多様性と普遍性 非戦・非武装・非核・
非暴力・国際協力をめざす地球市民の育成する教育 9条を支える人間理解
UNESCO「一人一人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」
暴力に関するセビリア宣言 学習権宣言 国際平和年から国際平和文化年
「平和の文化10年計画」と再確認 世界軍備撤廃教育会議
すべての構造的暴力を廃絶し平和を創り出す力を育成する教育 平和を創り出す教育
8.新しい国際法の秩序の形成
国際紛争を解決する手段を含むあらゆる武力の行使は放棄されなければならない。
個人の基本権としての「平和に対する権利」は保障されなければならない。
市民の主導による新しい国際秩序の形成を目指す。
9.国際法の発展
−2 地球時代の人間観と世界観
(最後に)思想的な問題
日本から提起することの意味は何か
9条の理念へのこだわり 9条の理念は普遍的で当然だと思える中味です。
9条の相対化 世界からの視点でみる 世界史的な意味は何か
「市民革命」では「武力」により「自由」を手にしたが・・・
「武力を放棄する」ことの意味
武力行使禁止の抜け道を絶つ 手段を奪わないとならない 9条2項の意味
Mar 21, 2019
2019年3月22日
第7回「地球平和憲章」モデル案ワーキンググループ会議
Ⅰ−1 平和への思いと呼びかけ
−2 9条の理念で地球憲章の会を
1)前文・9条の理念とは
2)この間の憲法状況
3)国際的平和への努力
4)9条地球憲章の会の発足
−3 先駆的な平和の思想と実践に学ぶ
−4 地球時代の視点からの地球平和憲章づくり
Ⅱ−1 地球平和憲章の内容
1.非戦 不戦条約の本質 9条の理念
2.非武装 軍備撤廃 軍隊の廃止
軍隊は解散しなければなりません。
軍隊の廃止は自衛の名による戦争をも防止する最良の手段です。
非武装は武力によらない紛争を解決する最良の手段です。
非武装は駐留外国軍隊・軍事基地の存在も認めません。
非武装は平和のうちに生存する権利を保障するために最良の手段です。
非武装の憲法は核兵器などの大量破壊兵器はもとより通常兵器の保持を禁止し
武器の取引も禁止するものです。
非武装の憲法はたとえ現実に軍隊が存在していても自ら戦争しない軍隊にすることができます。
3.非同盟 軍事同盟は廃止されなければなりません。
軍拡・核武装・軍事同盟による抑止力論は「安全保障のジレンマ」をもたらし誤りであるので
これらの抑止力論は認められません。
{国連の集団安全保障(軍事的制裁)←→9条が越えた 9条の独自性をどう提起するか}
「集団的自衛権」は武力行使・軍事介入を正当化する「自衛権概念の乱用」であり、
国連憲章の本来の精神である武力行使の一般的禁止と集団的安全保障体制を空洞化するもとして
機能してきたので「集団的自衛権」は認められません。
安心供与と信頼を醸成して信頼を構築して軍事同盟による安全保障から集団的安全保障体制および
地域の安全保障共同体の構築へ転換します。 紛争解決は外交と法と裁判の整備・権限強化
「国際司法裁判所」 市民運動の連帯
国際警察は必要か 「自衛隊」はどうするか
4.非暴力 構造的暴力 女性の戦いの意味 非暴力の抵抗 VFP 9条はアジアの宝
5.非核 ヒロシマ・ナガサキ 「非核三原則」の遵守と世界への拡散
原発(核電源)は潜在的核武装「戦力」であり「平和憲法違反」である 独は原発をやめた
6.平和への権利 基本的人権です。 国策によって多数決の原理でも奪われない権利です。
「平和への権利宣言」「日本国憲法 前文」
7.平和の文化と教育 憲法と教育基本法 平和教育と平和文化の創造 暴力の文化を否定する
軍備廃絶教育 歴史教育 豊かな感性と理性 人間性 多様性と普遍性 非戦・非武装・非核・
非暴力・国際協力をめざす地球市民の育成する教育 9条を支える人間理解
UNESCO「一人一人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」
暴力に関するセビリア宣言 学習権宣言 国際平和年から国際平和文化年
「平和の文化10年計画」と再確認 世界軍備撤廃教育会議
すべての構造的暴力を廃絶し平和を創り出す力を育成する教育 平和を創り出す教育
8.新しい国際法の秩序の形成
国際紛争を解決する手段を含むあらゆる武力の行使は放棄されなければならない。
個人の基本権としての「平和に対する権利」は保障されなければならない。
市民の主導による新しい国際秩序の形成を目指す。
9.国際法の発展
−2 地球時代の人間観と世界観
(最後に)思想的な問題
日本から提起することの意味は何か
9条の理念へのこだわり 9条の理念は普遍的で当然だと思える中味です。
9条の相対化 世界からの視点でみる 世界史的な意味は何か
「市民革命」では「武力」により「自由」を手にしたが・・・
「武力を放棄する」ことの意味
武力行使禁止の抜け道を絶つ 手段を奪わないとならない 9条2項の意味
Feb 26, 2019
2019年2月27日
第6回「地球平和憲章」モデル案ワーキンググループ会議
1.非戦 不戦条約の本質 9条の理念
2.非武装 軍隊の廃止 駐留外国軍を認めない
3.非同盟 軍事同盟を廃止 核武装・軍事同盟による抑止力論は「安全保障のジレンマ」
国連の集団安全保障(軍事的制裁)←→9条が越えた 9条の独自性をどう提起するか
「集団的自衛権」は武力行使・軍事介入を正当化する「自衛権概念の乱用」である
信頼構築 地域の安全保障共同体の構築 紛争解決 外交 法と裁判の整備・権限強化
「国際司法裁判所」「世界連邦」(世界政府との異同)の実現を目指す 市民運動の連帯
国際警察は必要か 「自衛隊」はどうするか
4.非核 ヒロシマ・ナガサキ 「非核三原則」の遵守と世界への拡散
原発(核電源)は潜在的核武装「戦力」であり「平和憲法違反」である 独は原発をやめた
5.非暴力 構造的暴力 女性の戦いの意味 非暴力の抵抗 VFP 9条はアジアの宝
6.平和的生存権 基本的人権である 国策によって多数決の原理でも奪われない権利
7.平和文化 憲法と教育基本法 平和教育と平和文化の創造 暴力の文化を否定する
軍備廃絶教育 豊かな感性と理性 人間性 多様性と普遍性 非戦・非武装・非核・
非暴力・国際協力をめざす地球市民の育成する教育 9条を支える人間理解
UNESCO「一人一人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」
暴力に関するセビリア宣言 学習権宣言 国際平和年から国際平和文化年へ
すべての構造的暴力を廃絶し平和を創り出す力を育成する教育 平和を創り出す教育
8.国際法の発展 国際法の秩序 不戦条約→もっとも発達したのもが日本国憲法9条
Jan 20, 2019
2019年1月21日
第5回「地球平和憲章」モデル案検討ワーキンググループ会議
1.非戦 不戦条約の本質 9条の理念
2.非武装 軍隊の廃止 駐留外国軍を認めない
3.非同盟 軍事同盟の廃止 核武装・軍事同盟による抑止力論は「安全保障のジレンマ」
国連の集団的安全保障(軍事的制裁)←→9条が越えた。9条の独自性をどう提起するのか
4.非核 ヒロシマ・ナガサキ「非核三原則」の遵守と世界に拡散を
原発(核発電)=潜在的核武装「戦力」であり「平和憲法違反」 独は原発をやめた
5.非暴力 構造的暴力 女性の戦いの意味 非暴力の抵抗 VFP アジアの宝
6.平和的生存権
基本的人権である 国の政策によって多数決の原理でも奪われない権利
7.平和文化 disarmament education 軍備撤廃教育 9条を支える人間理解
「一人一人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」
すべての構造的暴力を廃絶し平和を創り出す 創り出す平和の実現
8.国際法の発展 S
2018年12月17日
第4回「地球平和憲章」モデル案検討ワーキンググループ会議
1.非戦
2.非武装 軍隊廃止 駐留外国軍認めない
3.非同盟 軍事同盟を結ばない 中立 東北アジア
4.非核 ヒロシマ・ナガサキ 原発
5.非暴力(構造的暴力 テロ)非暴力の抵抗 VFP
6.平和的生存権
(人権 多数決の原理でも奪われない権利)
7.平和文化
8.国際法の発展
Nov 13, 2018
2018年11月14日
第3回「地球平和憲章」モデル検討ワーキング・グループの会議
地球平和憲章の内容→条文化へ
堀尾輝久さんの案+河上暁弘さん修正増補案→各項目を3〜5行への取り組みへ向けて
1.非戦
2.非武装 武器・軍隊
3.非同盟 軍事同盟をむすばない
4.非核 ヒロシマ・ナガサキ、原発
5.非暴力 構造的暴力・テロ を含む
6.国際法
平和と文化
前文・9条・・・人間から出発
人間理解 人間像 平和的生存権 平和への権利
平和への権利 Right to live in peace
平和文化(セビリア宣言)
侵略・植民地の反省
新植民地主義をどう定義するか
参考:1998年発行『平和・人権・環境 教育国際資料集』
堀尾輝久・河内徳子編 青木書店
(1998年5月1日まで入手可の資料より)
Sep 30, 2018
2018年10月1日
第2回「地球平和憲章」モデル案づくりワーキング・グループ会議
堀尾案の検討
報告者:河上暁弘さん 堀尾案の修正と独自案の提示と検討
「河上暁弘修正・増補案」の検討
特にⅡー1 地球平和憲章の内容 条文化するにあたって
1)非戦
2)非武装
3)非同盟
4)非核
5)非暴力
6)国際法の発展